中国製品は米軍基地では使えない

from:MAEMORI

もしあなたが物品調達の案件や、プロジェクトで使用する資材

に中国製品を使用してコストを下げようと狙うのであれば、使用しないことをお勧めする。

というのも米国には”バイアメリカン条項”という厳しく制限された規則があるからだ。

BUY AMERICAN ACT

https://web.archive.org/web/20101017213958/http://uscode.house.gov/uscode-cgi/fastweb.exe?getdoc+uscview+t41t42+22+1++%2841%29%20%20AND%2

※詳しくは上記のリンクをご確認いただきたい。

バイアメリカン条項は、基地内のプロジェクトに納入製品であれば、優先的にアメリカ製品を購入しなければならないという規則だ。

実際にプロジェクトで使用する資材や製品は、基本契約事務所に使用許可申請のためにカタログや材料試験表を提出しなければならない。

その時製品を審査する際は原産国を審査する。もし申請した製品が中国製品であるということがわかると使用許可は下りない。

もしあなたが何らかの理由で中国製品を使わざる得ない場合でも、その製品や資材が代替品でアメリカで入手できるものであれば、アメリカ製品を購入しなければならない。

日本の建築関係で使用する資材には多くの中国製品があるが、その場合は、材料申請の項目に入っていなければ問題がないが、基幹部品や製品の場合は例外なく

許可申請が必要である。

中国製品を代替品として考える場合、申請許可が下りないことを前提にアメリカ製品を購入する手段を考えよう。

アメリカ製品が日本製品よりも割安で購入できることも結構あるので材料によってはアメリカ製品を購入する手段として考えてみてもいいのかもしれない。

加えて許可申請の許可が下りやすいのはアメリカ製品である。

許可申請に手間取るとその分工事着工や作業着工の時間が遅れる。

一発で許可申請をクリアしたいのであればアメリカ製品を買おう。

今すぐ 👋
最新の米軍調達情報をゲットしよう

登録は簡単です。お名前とメールアドレスを登録するだけで最新の米軍調達速報が日本語で受け取れます。

スパムはしません!詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

ブログでは書けない、毎日更新の米軍調達情報の日本語版の配信、困った時の米軍ビジネスの解決策のヒント、米軍プロジェクトの手続き、米国人と有利に交渉を進める方法、難解な米軍英語の略語など米軍ビジネスのコンテンツ満載のメールマガジンを読んでみませんか?

登録は無料です。下のフォームにご登録するだけでメールボックスに届きます

スパムはしません!詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

投稿者について

Tatsuji

米軍工事は今すぐやるな。失敗する米軍工事、成功する米軍工事プロジェクトとは何か?知らなきゃ大赤字覚悟のプロジェクト。大赤字を出してまであなたは米軍工事に参入しますか?