from:MAEMORI
もしあなたが物品調達の案件や、プロジェクトで使用する資材
に中国製品を使用してコストを下げようと狙うのであれば、使用しないことをお勧めする。
というのも米国には”バイアメリカン条項”という厳しく制限された規則があるからだ。
BUY AMERICAN ACT
※詳しくは上記のリンクをご確認いただきたい。
バイアメリカン条項は、基地内のプロジェクトに納入製品であれば、優先的にアメリカ製品を購入しなければならないという規則だ。
実際にプロジェクトで使用する資材や製品は、基本契約事務所に使用許可申請のためにカタログや材料試験表を提出しなければならない。
その時製品を審査する際は原産国を審査する。もし申請した製品が中国製品であるということがわかると使用許可は下りない。
もしあなたが何らかの理由で中国製品を使わざる得ない場合でも、その製品や資材が代替品でアメリカで入手できるものであれば、アメリカ製品を購入しなければならない。
日本の建築関係で使用する資材には多くの中国製品があるが、その場合は、材料申請の項目に入っていなければ問題がないが、基幹部品や製品の場合は例外なく
許可申請が必要である。
中国製品を代替品として考える場合、申請許可が下りないことを前提にアメリカ製品を購入する手段を考えよう。
アメリカ製品が日本製品よりも割安で購入できることも結構あるので材料によってはアメリカ製品を購入する手段として考えてみてもいいのかもしれない。
加えて許可申請の許可が下りやすいのはアメリカ製品である。
許可申請に手間取るとその分工事着工や作業着工の時間が遅れる。
一発で許可申請をクリアしたいのであればアメリカ製品を買おう。