Performance bondとは?

from:MAEMORI

Performance Bond という言葉をご存知だろうか?

それは履行保証ボンドと呼ばれる、米軍基地内の建設プロジェクトでは

100,000ドル以上を越える場合提出が求められるボンドである。

※現在建設案件であれば220,000ドル以下の建設プロジェクトではボンドの差し入れ義務が免除されている場合が多い。

履行保証ボンドは日本国内の建設案件で求められる建設物の品質問題があった場合の損害に対する保証ボンド(Surety Bondと呼ばれる)とは全く異なる性質のボンドで、

プロジェクトを獲得した元請け企業の財務的な問題(破産や債務整理など企業活動が停止すること)があった場合にプロジェクトを完遂させるためのものである。

仮にこの履行保証ボンドを差し出した企業が財務的な問題で受注プロジェクトを完遂できない事態に位置言った場合、発注者(この場合米国政府;米軍)は別のプロジェクト遂行可能な企業を選定し、ボンドの保証金額内で作業を続行させることができる。

この履行保証ボンドは米国では不動産開発、大規模建設プロジェクトでは発注者に差し入れることが多く、ある程度の資本力と財務状況が健全な企業にしか発行されない。

僕がいる沖縄県内でもボンド枠(保証可能な金額)が10億円を超える企業は非常に少ない。このボンド取得をするのには非常に厳密な審査が必要で、このボンド枠が設定できないで米軍プロジェクトへ入札を阻むハードルとなっている。

履行保証ボンドは建設プロジェクトで差し入れることが多いが、例外もあって物品調達においても時々差し入れが求められることもある。

ボンド不要な案件で受注を目指そう

建設プロジェクトでも新規施設の建設の場合は、ボンド差し入れが必修ではあるが、施設の改築や、改修プロジェクトによっては差し入れが不要なこともあるのでそれぞれの案件で自分の会社の規模に合う案件で応札できる可能性もある。

先ほど注釈した内容では220000ドル(およそ日本円で2200万円)以下の件つ案件ではボンドの差し入れ不要な場合もあるので入札条件を確認してみよう。

ボンド枠を増やしたり、ボンド獲得を目指す企業も多いが、規模が大きい案件を核とするよりもある程度の規模の建設プロジェクト獲得する方がずっとやりやすいと考える企業もおおい、参入しやすい分ライバル企業が多いのでそれなりの応札力でも体力ある企業でないと厳しい現実はある…

P.S:競争が激しい業界で競争して案件を獲得してもちっぽけな利益しかもらいえないことよりもある方法を使って落札率が高く粗利も大きい案件獲得ができる方法がここにある。いつそのページが閉じるのかはわからない…。

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投稿者について

Tatsuji

米軍工事は今すぐやるな。失敗する米軍工事、成功する米軍工事プロジェクトとは何か?知らなきゃ大赤字覚悟のプロジェクト。大赤字を出してまであなたは米軍工事に参入しますか?