今から数時間前、Facebookのサーバーがダウンした。
以下のリンクをご覧いただきたい。
Yahoo!ニュース: イギリスでガソリン品切れに…トラック運転手不足で(テレビ朝日系(ANN))
サーバーがダウンすることによって、メッセージを送ったり、コンテンツを読み込んだりすることができない。そうなると、これまでのFacebookコンテンツを楽しめないばかりか、ビジネスで活用する企業にとっては死活問題となる。実はこの話は我々にとって、とても大切な教訓を学ぶことができる。
サーバー障害問題に見る大きな学び
それは、「万が一のことが起きた時のバックアップはあるのか」ということだ。
例えば、今落ち着きを見せ始めているコロナ感染。再び感染拡大が起きた時、感染が収まった時、それぞれの状況に応じたビジネスの方向性を考えてみてほしい。ビジネスの方向性を考えた時、自社でできること、準備しなければならない要素は何か?そして何を放棄しなければならないのか?バックアップのプランは具体的であればあるほど、実行可能な計画となる。
コロナ禍、飲食店は何をしたのか?
コロナの大感染が広がり、政府は緊急事態宣言を出した。飲食店が感染源となる事例があるということで、営業時間の短縮、お酒の提供の自粛など制限がある状況で、売上を上げることが非常に困難な状況の中、バックアッププランで生き残った飲食店は数多くある。
例えば、テイクアウトも一つのバックアッププランだ。デリバリーもバックアッププランとして活用している店も多い。変わったところでいえば、休業要請を無視し通常営業をひたすら続けるという時代の風潮に逆行することも、バックアッププランの一つだと言える。
今のビジネスを現状変更せず続けるのは危険
未来を予測することは誰にもできない。しかし、「もし●●●になったら…」という考えさえあれば、「もし」の問い後に出る答えに基づきバックアッププランを用意しておくことで、不測の事態に備えることができる。
東日本大震災後、コロナ後、コロナ禍。何らかの形で我々の社会に大きな影響を与える出来事が起きてきた。
もし●●●ならば…●●●する。
バックアッププランとして、あなたの会社がとるべき行動は何だろうか?考えてみてほしい。