ADHDという言葉を聞いたことがあるだろうか。
ADHDとは注意欠陥・多動性障害のことをいう。
家庭や職場で行動に障害のある発達障害の一つである。
僕は友人に勧められ、あるネットでのADHD診断テストを受けることにした。
50問の質問に答える簡単な診断テストであった。
その結果を見てADHD度を測るというものであった。
結果は85%の確率で**「あなたはADHDが強く疑われる」**との結果が出た。
僕はADHDだそうだ。
ADHDの特徴
不注意なミスが多い
気が散りやすく、注意が持続しない
1つのことをやり遂げないまま、別のことを始めようとするときがある
仕事の優先順位を決めるのが苦手
複数のことを同時にこなさない状況になると作業効率が下がる
報告書の作成、書類の漏れない記入、長い文書の見直しが苦手
ぼーっとしたり、他のことを考えてしまうことがある
電話の折り返し、お金の支払いや会合の約束を忘れる
じっとしていないといけない状況で落ち着かない
はしゃぎすぎる、怒りっぽいなど、感情のコントロールが苦手
他人の言葉をさえぎって話し出すことがある
他人のしていることに口出しや、横取りをしてしまう
リスクを伴う行動を回避できない
などと社会生活を営むには困難を伴うことがある一方、ある分野でとりわけ能力を発揮するという特徴がある。
行動力がある
判断のスピードが速い
枠に捉われず発想できる
などといったことはビジネスの分野ではとりわけ重要な要素であったりする。
僕は集中力は、翻訳を依頼されたときとりわけ時間を忘れるくらい集中力を発揮するし、気が散らない限りずっとやっていたりする。
計画を立てることが苦手でも、計画書作成などもずっと黙々と作成作業をやってきた。
本は良く読むが、詰まらなければ読むのをやめ、面白いと思った本はずっと読んでいる。
他人に批判をされても、あまり気にしないし、寝ると忘れたりする。
決断を迫られると決定プロセスはサクッと終わらせ決断をする。
思いつくことが無限にあるのでアイデアを出せと言われれば突飛なことでも思いついて提案を積極的にしている。
また米軍契約との交渉を伴う際の情報分析で必要な基礎情報収集だと、ずっと英文を読み漁り、交渉材料探しは誰にも負けないと自負している。
ADHDを誇りに思う
僕は今回の診断でADHDであるということは、むしろ誇りに思う。
よく周りからは変わっているなどと言われることは多いのだが、むしろ変わっていることに誇りを感じる。
右に倣えができない僕は、それが自然に受け入れるのが難しいと考えている。
ADHD=社会不適合者のレッテルかもしれないが、何か変化を求める時代は、常に社会不適合者が時代を変えてきた。
過去の例でいえば、
戦国武将の雄、織田信長
幕末の志士、坂本龍馬
ルネッサンス期の天才芸術家、発明家、レオナルド・ダ・ヴィンチ
クラシック古典派の天才、モーツァルト
稀代の天才発明家、トーマス・エジソン
物理学の常識に挑戦したアインシュタイン
天才企業家スティーブ・ジョブズ…
数えればきりがない。(僕は彼らと同等だとは考えていないが)
有利は不利、不利は有利
物事には必ず2つの側面がある。
今日例に挙げたADHDだって2つの側面がある。
ADHDの特徴から見ると、一見社会生活を送る側面から見た不利な点、何かしらの変化を求める場合に見られる有利な点。
有利な点はある(不利な点)、けれども逆もしかりということだ。
あなたの会社の有利な点、不利な点とは何か?
実は知っているようで知らないのがあなたの有利な点、不利な点だ。
強みと弱みである。
あなたの会社の有利な点、あなたの会社の不利な点とはいったい何だろうか?
この2つを考えてみてほしい。
この2つを知ることであなたの会社を成長させる大きなヒントにもなるはずだ。
ぜひ一度この2点をじっくり考えてみてほしい。
そうすれば米軍ビジネスの成功のヒントを得ることになるだろう。
追伸:多分僕はADHDだと思う。(笑)この投稿するときいつも席を立ったり座ったりを何度も繰り返していた。