from:MAEOMORI
那覇市のオフィスより、、
今から77年前の1944年6月6日6時30分に事件は起こった。
世界でも非常に有名な史上最大の作戦として知られるノルマンディー上陸作戦だ。
実は作戦立案するプロセスの段階で、司令部の幹部たちは
【そんなの不可能だ、
机上の空論に過ぎない、
非現実的だ。
我々の能力を超えている】などと反対する声が強かった。
当時のヨーロッパはナチスドイツがヨーロッパの各国を占領し、
東のソビエトと交戦し、どちらがヨーロッパの覇者かを決める
戦いに明け暮れていた。
近あ譲許がずっと続けば、ナチスドイツのヨーロッパでの覇権を認めることになり、
連合国軍は打倒ナチスドイツの目標を達成することはできない。
いつかは連合国が西ヨーロッパに反抗作戦を仕掛けると読んでいたドイツは、
将来の戦いに備え、大西洋の壁と呼ばれる防衛拠点を構築していたが、
本当のところいったいヨーロッパのどこに連合国が上陸するのか確証がなかった。
上陸地点で一番可能性が高かったのは、フランスとドイツ軍は予想し、重点的な調査の結果、
イギリスと一番地理的に近い、パ・ド・カレーが連合国の上陸地点として防衛力強化に動いた。
一方連合国は、反抗作戦を実施するのに要した時間はおよそ2年。
作戦の立案から、作戦規模、膨大な兵員、物資などを蓄え作戦の内容が外部に漏れるのを防ぐため、
上陸拠点の場所や、上陸作戦の概要を知るものは連合国軍最高司令部内の限られた作戦指揮官のみに限られた。
連合国軍は、米軍部隊イギリス軍部隊を主力とし、その他フランス亡命政権、オランダ、フランスなど参加した国々を含めると12か国を越えた。
そして6月5日、連合国はフランスに拠点を確保すべく、米国、イギリスのパラシュート部隊を投入し、ドイツ軍の夜中の警戒が緩い時間を狙い、瞬く間に拠点を制圧し、ドイツ軍部隊を混乱に陥れた。
明けて6月6日午前6時30分‥
連合国はフランスの田舎であるノルマンディー地方に一斉に上陸を始める。
史上最大の作戦だ。
ドイツ軍守備隊の必死の抵抗を受けながらも、連合軍は、何とかヨーロッパ大陸へと上陸を果たし、
次々とドイツ軍部隊を制圧し、ノルマンディーに拠点を確保することに成功した…
なぜ、ノルマンディー上陸作戦は【不可能といわれた】複雑で困難な状況でも成功したのか?
答えは簡単だ。
段取りである。
一つの目標が定まれば、それをどうやって達成させるか?
達成には何が必要かという?質問がとても重要だった。
その質問をどんどん掘り下げ、目標を達成するための段取りをじっくり限られた時間いっぱい
行った。
だからこそ不可能といわれた作戦、史上最大の作戦を成功させたのだ。
米軍プロジェクトも同じである。
あなたが手に入れたプロジェクトが最初は達成には困難だと
思ったとしても、プロジェクトの
目標達成には何が必要なのか、
目標達成のために何をしなければならないのか?
そしてあなたが出した答えをもとに段取りをすることがあなたのプロジェクトを成功に導く。
不可能と呼ばれる大型プロジェクト、今まで経験したことのないプロジェクトを
行うとき、不安を覚えるかもしれない。
でも考えてみてほしい、不可能と呼ばれたことを可能にした偉人たちのことを。
あなたは偉人である必要はない、そして偉人と呼ばれた人の行動をまねする必要はない。
ただ偉人たちの思考を参考にすることはできる。
その思考こそ
【目標を達成するのにいったい何をすればいいのか?】である。
P.S:思考の限界は個人で限度を決めればそれが限度である。でも思考の限界突破ができれば、
どんなに困難なプロジェクトでも目標達成することができる。段取りこそあなたの米軍プロジェクトの要だ。
段取りのプロセスはサブミッタルでも同じだ。サブミッタルに関してわからないことがあればここからとっておきの
ノウハウを学ぶことができる。