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なぜ2022年が最強の年なのか?
36年のうち「五黄の寅」が特に取り上げられるのは、寅年が十二支で最強の年であり、五黄土星が最強の運勢と言われていること、この二つの組み合わせによるものだ。このため、「五黄の寅」の年は36年に一度訪れる「最強金運の年」と呼ばれている。もともと虎自体が黄金の毛皮をまとっていることもあり、金運を高める図柄として好まれてきたという。宝くじ売り場などに「本日寅の日」と書かれているのを見たこともあるかもしれない。
つまり、最強の開運年と呼ばれ、36年に一度しか訪れない年なのだ。
かつては戦国武将も寅を持ち上げて使った図柄
この最強の年と呼ばれてきた五黄の寅年生まれの人は、周囲を圧倒するパワーと最強の運気を持っていて、強いリーダーシップを発揮する反面、プライドが高く信念を曲げないタイプが多いとも言われている。歴史上の人物を挙げてみると、上杉謙信、徳川家康、吉田松陰などがそうだ。また、生年がはっきりしないまでも、女性では諏訪御料人(武田信玄の側室)や高台院がそうだったのではないかと考えられている。
日本にはインド・中国からイメージだけが輸入された生き物だったので、実物を見たことのない絵師の筆で描かれた虎の絵は、平安時代に天皇に献上されたり、豊臣秀吉などの為政者が手に入れた記録は残るが、一般庶民が目にできるのは幕末に世界各国の船が来航するようになる頃まで待たなければならなかった。
それでも『紫式部日記』(1008年~1010年の宮中の様子を描いたもの)に「虎の頭(とのかしら)に模した作り物を煮る真似をした湯で産湯を使わせると、子供の邪気を払い生涯無病に育つ」といった内容の記載があり、この時代にすでに虎が厄よけや丈夫につながる縁起物として考えられていたそうだ。
だからこそ何か新しいことを始める良い年?
そのような縁起の良い年にこそ、何か新しいことに挑戦することも一つの目標に掲げて良いのかもしれない。虎の子を借りるというわけではないが、何かをするという行動を取ることで、ある意味見えなかったことが見えるかもしれないのだ。