もしあなたが米軍プロジェクトを落札したとする。もしくは協力企業として元請け企業とともにプロジェクトを開始しようとする場合だ。プロジェクトを落札して、作業を開始しなければならない。
あなたが最低限プロジェクトを始めるのに一番最初にするべきことは何かご存じだろうか?
- プロジェクトのスケジュールを作成し、打ち合わせをする
- 工事着工前会議を進める
- 協力企業と作業エリアでの準備工を始める
答えは、【工事着工前会議を進める】だ。
工事着工前会議は一番重要な会議
工事着工前会議は、通常、米軍契約事務所側のスタッフ、元請け企業と、協力企業のスタッフが初めて顔合わせを行い、それぞれの自己紹介と担当業務を紹介する貴重な場所だ。プロジェクトを進める上でお互いの業務内容を確認し、プロジェクトを成功させる協力関係を構築する貴重な場になる。
誰がどういう肩書を持ち、どんな仕事を担当するのか?お互いの姿を確認し、雑談などを交えてプロジェクトの進め方などを話し合う場所だ。そして大勢の関係者を集めての会議となるので、なかなか集まらない関係者を知る貴重な場所にもなる。品質管理について、材料承認プロセスの進め方について、あなたにとって色々なことを知る場にもなるだろう。
工事着工前会議がなければ
プロジェクトは進めてはいけない。材料承認書類の承認申請を始められないし、掘削許可などの作業許可ももらえない。
まずプロジェクトを落札すれば、あなたが進めなければならないことは工事着工前会議である。これを覚えておいてほしい。