前回は一次情報と二次情報についてお話しました。
情報にはベクトルがあり、情報がどの方向からあなたにやってきたのか?
を見極め、信頼に足る内容何かを調べる必要があることをお話していきました。
今日は1次情報として一番大切な情報源である米軍基地内の入札公告についてお話していきます。
【入札公告はbeta.samで調べよう】
一次情報として米軍ビジネスをスタートする際、
どんな入札公告が出されているのかを調べるのは、
BetaSAMと呼ばれる入札公告情報を調べます。
ここにはアメリカ国内をはじめ、世界各国のアメリカ連邦政府が
出す入札公告を見ることができます。
もちろん英語で入札公告が出されますが、心配する必要はありません。
もしあなたが英語に関して苦手だとしても、グーグルなどのサイトを日本語に変換してくれる機能を使えば、簡単に概要だけでも目を通すことができます。
アメリカ連邦政府調達広告サイトリンク:
Beta.SAM.gov
【Beta.samを使いこなす】
Beta.SAMは使い方は検索機能をうまく活用する方法をお伝えします。
もしあなたが入札公告サイトにアクセスできたなら、まずは
一番上にある検索の部分のタブをクリックし,
Contract Opportunityを選び、右に検索キーワードを入力します。
検索キーワードは一番簡単なJapan、もしくはOkinawaを選ぶと
現在公告にある入札公告がたくさん出てきます。
現在進行中、もしくは公告に告知予定の案件を検索する場合は、
下にスクロールすると検索結果がいろいろと出てきます。
そして右上にあるsort by:という個所にあるタブをlast updateをクリックすると現在の
広告に何があるのかを確認することができます。
ここから英語を日本語にする場合は、グーグルだと右クリックすれば、日本語に変換する機能を用いればおおよその情報を日本語で閲覧することができます。
そこにある調達案件の概要も気になる案件をクリックすれば、大まかな日本語の「直訳】で閲覧できますのであなたのビジネスに合うような案件の内容を確認することができるようになります。
そしたら調達概要に関する情報がどんなものかが記載されています。
概要欄の下の方に行けば、案件概要の情報となる仕様書や契約条項、図面やカタログなど
の書類をダウンロードすることができます。
ここにある書類関係は、あなたにとって貴重な一次情報となり、すべてプロジェクトはこの書類に従って進められます。
【仕様書や契約条項、添付資料は逐次更新情報をチェックする】
調達広告をみてあなたの会社でできそうな案件が出てきて
本格的に応札するかどうかを検討する段階になって注意しなければならないことがあります。
それは契約条項や仕様書が修正されたり、変更されたり、作業内容の増減があったりします。
それに伴い仕様書や契約条項が変更され更新されていくのでそこの更新情報を逐一確認することが大切です。
「内容が変わってしまうなんて聞いてなかった」なんてことがよく起こるのが米軍調達の世界。
常に更新情報がないのかを確認するように心がけるようにしてください。
Beta.samはあなたが新規参入する際とても大切な情報が得られる貴重な情報源です。
ここからスタートすることで確実に確かな情報であることを忘れずに情報収集を行えば、
あなた自身で信頼できる情報を得ることができます。
いつあなたが欲しい案件が出るかがわからないのが入札公告。
2,3日に一度確認しながら更新情報に目を通していく習慣をつけていれば安心して
情報を手に入れることができます。
もしあなたにとって興味のある案件が少なければ、もう少し視野を広げて自社でも取り組めそうな入札案件を見付ける方法について次回お話していきます。
視野を広げることであなたの会社のが得られるビジネスチャンスが広がるばかりか、
多くの引き合いを競合企業や大手企業から得るチャンスが増えていきます。
そのお話はまた明日ここで詳しくお話していきます。