それは英語を翻訳する環境だ。
残念ながら、米軍プロジェクトの書類はすべて英語である。
なので、インターネットの自動翻訳機能を使用して翻訳したり、英語が堪能な人の手を借りて訳さなければならない。
英語を使用するのはある程度予想できるだろう。
もしあなたがどこかの企業の協力企業としてプロジェクトに参入する時、元請け企業から提供される書類は、親切な企業であれば日本語訳の仕様書や図面を提供されるかもしれないが、訳してくれる企業はそうそういない。
数量や材料選定をするのは基本的に、見積もり依頼を受けた企業の責任だ。
仕様書を理解し、図面を紐解くのはあなた自身でしなければならない。
作業量、作業職種、作業範囲を決めるのは、あなたの会社と元請け企業との協議となる。
しかしプロジェクトの作業内容など大事な記述は英語で書かれている。
どのように英語を日本語に変換するのか、自動翻訳機を使うのか、人の手を使うのか。
米軍ビジネス参入のためには、そのような環境を準備しておかなければならないのだ。