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米軍ビジネスの情報はジャーナリストのように取れ

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情報とは武器だ。あなたのビジネスを飛躍させるには、情報を活用しなければならない。だが、その情報が間違っていたらどうなるだろうか?また、取り扱いを誤って使ってしまえばどうなるだろう?とりわけ米軍ビジネスに関する情報が少ない中で、どうやって貴重な情報を手に入れることができるだろうか?


ジャーナリストに学ぶ情報の取り方

例えば、ある大企業の不正情報を耳にし、ジャーナリストが裏取りを進めながら真実に近づこうとする中、不気味な組織に命を狙われてしまう、なんて映画もあるだろう。でも大丈夫だ。情報収集することで命を狙われることはまずないから安心してほしい(笑)。

きっとあなたの業界内では、様々な噂が流れていると思う。「●●(会社名)が基地の工事で儲かったらしい」「●●(会社名)がどこどこのプロジェクトで赤字になったらしい」「○○(プロジェクト名)で事故が起きて工事中断になったらしい」といった話だ。これらの話は関係者から聞いたものかもしれないし、関係者とつながりのある人物から間接的に聞いた話かもしれない。

だが、少し考えてもらいたいのは、その話が事実だとしても、少し話が盛られてできた話なのか見極めることはできない点だ。こういう噂はお酒の席で盛り上がるかもしれない。でも、この噂話があなたの会社に直接的に影響を及ぼすかどうかを考えてほしいのだ。つまり、儲かった、赤字を出したという話は、それはプロジェクトを担った会社の【結果】であり、そもそもあなたの会社は【部外者】であるので、それにどうかかわるのかは問題ではない。様々なことが起きて工事中断になったことも、その案件を取った企業の【結果】に過ぎない。

こういった情報はあくまでも話の域を出ない情報だ。情報の正確さとは、その情報がどこからやってきたのか、そしてその情報が確かなものであるか裏取りができなければ、それは情報としての価値はない。

ジャーナリストが真実の情報を掴むために、様々な聞き込みを行い、その過程で聞いた話の裏取りをする方法は【一次情報】を確認することだ。裏取りをすることで、その情報が正しいかどうかを判断する。一次情報とは、当事者が提供した書類や資料、そして公的機関が提供する情報なのだ。

噂話がもしあなたの会社に影響を及ぼす可能性のある話であれば、そのように裏取りをする必要がある。例えば、新プロジェクトに関する噂が正しいかどうかを判断するには、調達公告が一次資料となる。さらにその情報が正しいかどうかを確認するには、米軍契約事務所に確認を取る必要があるのだ。

情報には人の意思や感情が入る場合、必ずバイアスがかかる。バイアスを取り除き、純粋な情報として見れば、実はたいしたことのない話が勝手に面白おかしく脚色されている、なんてことがよくあるのがこの業界だ。

正しい情報かどうかを判断する際、あなたの会社に影響を与えるのか、もし影響を与える情報であれば、どうやって裏取りができるのかを考え、情報の裏取りをするようにしよう。

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