今、ドイツ行きの飛行機の価格がなんと74万円もする。
エコノミークラスで74万円だ。全日空を使うとして昨日、カミさんが調べた価格だとおよそ5400ユーロだ。
現在1ユーロ=129円(交換手数料含む)なので、日本円換算で740,000円!
ビジネスクラスではない。普通のエコノミー、一人当たりの価格である。
ウクライナ侵攻が原因
ウクライナ侵攻がきっかけで、世界各国から「絶縁状」を突きつけられたロシアが激怒し、民間機のロシア上空の飛行禁止措置が生じたためだ。迂回ルートを使用した場合で、このようなとんでもない価格となってしまっている。
ロシアが旧ソビエト連邦時代、ヨーロッパ便はアメリカのアンカレッジ経由で北極圏を通過してヨーロッパ入りをしていた。
今では12時間もあれば羽田からヨーロッパ入りできるが、迂回ルートを利用すると4~5時間を多く過ごすことになる。
ソビエトが崩壊し、ロシア連邦となった時代はロシア上空を通過しヨーロッパに向かうことができ、しかも航空便もお手頃価格で行くことができた。
僕が一番安い価格でドイツに行けたのは、7万円クラスで行けた時だ。今ではその当時と比べ価格は10倍である。
航空チケットに学ぶべきこと
ウクライナ侵攻が起こる前からすでに、世界的にモノ不足によるインフレは進んでいた。
ガソリン高騰、食料の値上がり、輸送コストの増加。
僕らにとって対岸の火事として何となく捉えていた事実は、リアルに僕らの生活を直撃している。
航空チケットは極端な例かもしれないが、実際に現実に起こるとなると焦るだろう。
モノやサービスの値段が上昇していく時代は、しばらくこの傾向が続くだろう。
3か月先にもっともっと上がるはずだ。特に原油、貴金属、小麦の値段は来年今よりも一気に膨れ上がるだろう。
この先暗い話ばかりだが、少しだけ明るい未来を描く方法がある。
インフレに対抗する方法を探す
それは今よりもっともっとお金を儲けることだ。
去年よりも今年は、めちゃくちゃお金儲けをしなければならない。
インフレに対抗するには、インフレに合わせた生活をしなければならないのだ。
インフレとは、お金がどんどん出ていくことだ。お金が出た分稼げないとじり貧になる。
じり貧にならないためにお金を稼ぐ必要があるのだ。
今よりもっとお金を稼ぐには、時間を投資しなければならない。時間を投資した分お金を増やすことができる。
お金を稼ぎ、従業員に還元し、会社を今の経済状況に体を慣らす。
これが今のインフレ時代を生きる唯一の方法だと僕は思う。
こういう危機があるからこそ発想の転換、それも大転換が必要となる。
その一つに米軍ビジネス参入を果たす選択肢を考えてみてほしい。
きっと先には新たな面白い世界が待ち受けている。