プラモデルが米軍ビジネスの成功にどう関係しているのか、という話だが、あなたは昔プラモデルを作った経験があるだろうか? タミヤの戦車や艦船のプラモデルを、私は小さい頃熱心に作っていたのを覚えている。今でこそ作る機会はほぼないが、時々プラモデルが作りたいという衝動に駆られることがある。
プラモデルは車をはじめ、戦車や戦闘機、鉄道など、色々な乗り物を小さく再現した、いわゆるおもちゃだ。精密に再現されたプラモデルを作ることは、私にとって一つの楽しみだった。
プラモデルが米軍ビジネスとどう関係があるのか?
プラモデルは、パーツをプラスチックの枝から切り離し、接着剤を使って組み立て図を見ながら組み立てていく。組み立てたパーツをそれぞれ組み合わせ、一つの完成を目指す。ようやく完成したモデルに塗装を施し、そして一つの完成となる。
実は、このプラモデルが米軍ビジネスの成功に大いに関係しているのは、【一つ一つの順序に理由があるから】だ。
プラモデルの組み立て図は、建築でいえば設計図面である。設計図面を読み解くと、どこから作業を始めて一つのパーツを組み立てていくのか、材料は何を用いるのか、必要な強度はどれくらいなのか、などの指示が描かれている。この作業順序もしっかり指示に従って行わなければ、プラモデルでいうとパーツがうまくはまらなかったりして、作業に難儀な思いをしたりするだろう。
プラモデルの組み立て図も、米軍プロジェクトの建築図も、複雑さはあれど違いはない。これが米軍ビジネスの成功にもつながる話だ。
設計図を正しく読み取るには正しい知識を持つこと
プラモデルの組み立て図も、順番よく組み立てて格好良い作品を仕上げていく。同じように、米軍の建築プロジェクトも、イメージした完成図を目指し、素晴らしい完成物を届けることが目的だ。そのための正しい設計図の読み方、作業の進め方がある。
このプラモデルを作ることと米軍建築プロジェクトに違いはない。本質は【順序良く何かを作る】ことである。
プラモデルは頭を使う趣味だ。ぜひ今度のお休みに挑戦して、頭をリフレッシュしてみてはどうだろうか?