いったい何を言っているのか?そう思われても仕方がないだろう。
米軍プロジェクトでは、プロジェクトでやることとやらなくていいことが曖昧になっていることがある。
例えば、プロジェクト区画外の埋設配管の取り替え作業や舗装作業、作業概要外のメンテナンス作業などだ。
プロジェクトにおいて、SOW(作業概要)には作業内容や作業範囲が定められているのが通常だが、プロジェクト現場ではその作業内容と作業範囲がどこまでなのか混乱が生じることがあるのだ。
つまり、「やるべきこととやらないこと」の範囲が曖昧な状態だ。
そういう時は、自社のやるべき範囲とやらない範囲を明確にする必要がある。
作業範囲が曖昧な場合はどうするべきか?
米軍のプロジェクト担当者に問い合わせ、判断を仰ぐのだ。
自社の作業範囲かどうかを勝手に決めて作業をする、しないを判断してはいけない。勝手に判断し作業をする、しないを決めると契約違反の恐れがある。
また、良かれと思ってやった作業も、場合によっては契約違反の恐れにもなるし、プロジェクト範囲外の施設やシステムに影響を及ぼす恐れもあるためNGである。
やらないことを決めることがプロジェクトでは結構大事なのだ。
線引きが曖昧な作業範囲は、あらかじめ米軍プロジェクト担当者と取り決めしておくことを忘れないようにしよう。
※当社では、米国認定消防資格者とパートナーシップを結んだことにより、日本国内でQFPE、NICET資格保有者を手配できる。
詳しくは下面からご覧いただければと思う。
QFPE、NICET資格保有者を日本国内手配