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あなたはあの時どこにいましたか?

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2011年3月11日14時46分。

三陸沖の宮城県牡鹿半島東南東130㎞を地点にマグニチュード9.0の地震が発生。

地震による津波が岩手県、宮城県、福島県を中心に到達。

津波は最大9.3mを超え、この影響で15,000人以上の人々が亡くなり、7,500人が行方不明になった。

また津波は福島にある原子力発電所を襲い、電源が喪失、核物質冷却装置は壊滅的なダメージを負い、現在に至る。

東日本大震災と呼ばれる大災難である。


僕はあの時東京の地下一階のオフィスにいた

今でもはっきりと覚えている。一人でオフィスで仕事をしていたのだ。

当時社員として働いていた。

地下にあるオフィスが急に大きく横に揺れた。オフィスの金属製の棚が揺れ、中にあるファイルがガサガサと音を立て、ドアが急に開き、いくつかのファイルが出てきた。

東京に住んでいると、時々地震はあったが、尋常じゃない揺れを感じたのだ。

「前盛、外へ出ろ!逃げろ!」という大きな声が聞こえた。社長の大きな声だ。

そして急いで靴を履き、外へと出た。

すると見えたのは、電信柱が大きく横にぶらぶらと揺れ、多くの人々が叫んでいる光景だった。

事務所があったオフィスの横には馴染みの魚屋さんが、棚にしっかりとしがみついて地震の揺れが収まるのを待っている親父さんと奥さんがいた。

1、2分続いた揺れが収まり、魚屋さんのテレビに緊急速報が流れた。

僕と社長はテレビを見ていた。ライブで大きな津波警報のテロップと、波がどんどん陸地に向かう姿である。

これが僕が東京で経験した東日本大震災だ。


東日本大震災から僕らが学んだとても大切な教訓

それは**「何かが起こった時にどう対応するか?」**ということだ。

企業では急速にBCPという概念が広まった。

BCPとはBusiness Continuity Plan=事業継続性計画のことだ。

何か不測の事態が起こった時、いかにして事業を継続していけるかということ、つまりリスクマネジメントの概念である。


ウクライナ危機は僕らの大きなリスク

ウクライナ危機は僕らにとっても対岸の火事ではないのはあなたもご存知だろう。

ロシアがウクライナに侵攻する前にすでに経済はインフレへと進んでいた。

ロシアの侵攻で一気にモノの値段がとんでもないスピードで進んでいるのは、あなたも感じているはずだ。

モノの価格が天井知らずで進んでいる現在、あなたの業界にも影響が出ていると思う。

その時、あなたの会社の行動が未来を決めるのだ。

今の時代最大のリスクは**「何もしないという決断」**である。

現状維持は決して安定することはない。

現状維持は安定よりもむしろ衰退することになるのだ。

一つの事業として何かに取り組むことをしなければ衰退が待っている。

米軍ビジネスに参入するのも一つの事業である。

このメールマガジンを読んでいるあなたならご存知だと思うが、今でも米軍ビジネス参入を検討する段階だろうか?

すでに衰退を感じ始めている企業は参入を決めて行動している。

その行動の結果は1年後にわかるだろう。

その結果は今の行動につながるはずだ。

追伸:できれば今日、あの大震災で亡くなった人たちのために黙祷を捧げてほしい。僕も黙祷を捧げ、あの時の日を忘れない。

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