from:MAEMORI
米軍プロジェクトに関わると、いつか輸入材を購入する必要が出てくる。
仕様書が指定する材質、規格に合う代替品が日本で見つからない場合
プロジェクトの作業を進めるためには輸入材、特に米国製品を使う必要に迫られる。
海外から何かしらの物品を輸入する際、物品の購入費用、送料に保険、税関検査費用など
購入金額にかかるコストは大きさや重さ、そして航空便や船便など使用する輸送方法によって負担は大きくなる。
そして輸入品には避けて通れない関税というハードルが存在する…
さてその関税っていくらなんだろう…
少しでも出費を抑えたいけれども関税は避けて通れないものなのか?
実は関税は避けて通れる…
【米軍基地内のプロジェクトで使用されることを証明できれば免税】
日本とアメリカは日米地位協定において、米国の基地内で使用する物品、
ここでいうとプロジェクトで使用する物品であることを証明できれば、通常かかる物品の税金が免除になる。
加えて消費税も免除となる。実質米国製の資機材を現地の販売価格で手に入れることができるのだ。
場合によっては資材が日本製品よりも割安で手に入れることだってでき、コストを抑えられるメリットがある。
でも気を付けてほしいのは、絶対に米国から輸入した資機材は基地内のプロジェクトのみで使用すること。基地の外で使用した場合はペナルティが待っている…