from:Maemori
あなたが狙った案件を無事落札できたとしたらまず祝杯をあげよう。
チームメンバーとともに案件を獲得するための努力をねぎらう時間だ。
少しの時間でも休息をとって次にやってくることに対して体を休めよう
というのも
やらなければならない業務は嵐のようにやってくる。
とにかく多くのミーティングや手続き、書類作成に忙殺されることになるからだ。
落札通知後、あなたは落札通知受理の書類にサイン
あなたが狙った案件が落札した場合、登録したメールアドレスに契約担当官から落札通知がやってくる。
落札通知にあなたの会社名、落札金額、プロジェクト名を記した落札通知書にあなたの会社の責任者(通常はプロジェクトマネージャー)のサイン記入し落札通知書を返信し正式に落札業者となる。
ただし通知書が届いてから72時間以内であれば、落札の権利を放棄する旨の連絡があれば落札者を辞退することができる。(もちろんあなたがその権利を行使するかどうかの権利がある)
その後はキックオフミーティングまたはmutual understanding meeting(海軍や海兵隊の調達案件の場合の呼称)とよばれる落札後のミーティングに参加し、、各プロジェクト担当者の紹介と役割、今後の業務についての流れを確認しあう。
それまでにやらなければならないのは誰をそのプロジェクトの各業務の担当者とするのかを決めなければならない。
現場責任者は誰なのか?通訳は誰か?翻訳者は誰か?コーディネーターは誰なのか?そしてプロジェクトの総括責任者は誰なのか?作業協力業者はどの会社なのか?
役割を明確にし、それぞれの責任者を決めれば、作業担当する協力会社へ作業員や資材の段取り、基地入場パスの手配、作業着工許可書の申請、現場調査の許可申請、提出書類の作成と申請、作業用機械の手配、そして工期スケジュール…
膨大なプロジェクトの作業を実行するまでにやらなければならないことが、嵐のようにやってくる。
1カ月ないし2カ月である程度手配しておかなければならないことが山ほどやってくるのだ。
もしあなたがその段取りをうまくできなければ当然作業開始も遅れるし、完工期もずれてくる…。
だからこそチーム編成する場合のそれぞれの明確なタスクの目標と達成スキルのレベルを把握しておく必要がある。
それを知っているかどうかでプロジェクトの成功、スケジュール通りの作業を進められるかがわかる。
落札後は嵐のような仕事があなたを待ち受けている。