米軍プロジェクトで建設工事、設備工事、維持管理業務などのサービス契約の場合、英語で記載されている図面を読む必要が出てくる。そんな時、知っておかなければならないことがある。これを知らずして読んでも何が何だか分からないし、短い時間で効率よく図面を読むことはできないだろう。
図面を読む前にこれだけは知っておきたいこと:たった2点
一つ目は、略語の意味を押さえておくこと。 二つ目に、凡例を押さえておくこと。
この2つだけだ。
1つ目の略語は、図面の冒頭に略語の一覧が出てくる。その略語は一つずつ解説されているので、プロジェクトで知っておくべき略語の一覧となる。
2つ目の凡例は、斜線がどんな意味を持つのか、破線が何を意味するのかなど、工種によって異なるので、凡例をうまく理解しておく必要がある。
略語と凡例は別途印刷して手元に置いておくこと
略語と凡例は別途印刷して手元に置いておくことによって、略語や凡例の意味を確認するために前のページに戻って確認する手間をだいぶ省ける。意味を確認する前に前のページに戻っての確認に時間をかけてしまうことで、多くの時間を割くことになるのだ。手元に略語と凡例を置いておくだけでも、時間を効率よく使うことができる。
たった2つの点だけを押さえておくことで、だいぶ図面が読みやすくなる。英訳にせよ日本語訳にせよ、このポイントを押さえるだけで、サクッと図面を読めるようになるだろう。このポイントを押さえて、効率よく図面を読んでみてほしい。