from:澄んだ空気が入ってくるオフィスより
米軍プロジェクトを進める場合、民間や官公庁のプロジェクトに比べ
必要な人材は増える。
英語に精通した人材が何人か必要になってくるからだ。
通訳、翻訳、書類作成、申請書作成などなど。
とにかく米軍ビジネスは、複雑な手続きや申請、プロジェクトに必要な材料承認、計画書の作成、ある程度の経験とそれぞれの職種に精通した専門用語を駆使した業務をこなさなければならない。
このビジネス界隈には即戦力となるような人材は非常に少ない。
しかも一度あなたの会社のもとを去れば、空席を埋める人材はすぐにはやってこない。
ただでさえ少ない語学系人材があなたの会社から去っていくと、ほかの社員にのしかかる負担は増えてくる。
実際、語学人材が少ない業界で、語学ができるというだけで、会社から交渉や、専門用語を使った計画書作成、技術提案書など全くの専門外のことをやるよう指示されたりと何かと負担が多くなりがちなのが現実だ。
激務に耐えきれず燃え尽きてしまい、最後は会社を去り新たな会社へと移っていく。
米軍ビジネス業界では過去にどこかで会ったことのある人材似合うことが多い。業界内でぐるぐると人材が回っている。
人材はコストか?それとも…
多くの会社は、人材は宝田。貴重だといってもなんだかんだ言って
数字でしか人を見ない。話を聞けばコストなのだ。
人材はコストなのか?それとも投資なのだろうか?
そもそもコストと投資の概念が日本の会社では非常にあいまいだ。
コストとは、支払ったお金がどれくらいの期間で回収できるのか?
投資とは、支払ったお金がどれくらいの増えてで帰ってくるのか?
だ。
米軍ビジネスで人材が枯渇する原因は人材をコストでしか見ていないことも原因だ。
かかるコストを抑えたいがために、給与面で待遇を良くすることはせず、
むしろ負担を強いる。負担が増えれば待遇に不満を持ちついには会社を去ってしまう。
人材に本当に津市をする会社は時間をかけ人材を育て上げることに注力し、人材の専門性を高め、戦力として人材を確保する。
米軍ビジネスに真剣に取り組むなら時間とお金を人材に投資せよ
米軍とのビジネスは、アメリカ本国の会社でも非常に苦労するという話を直接アメリカ人から聞いたことがある。
ましてや我々日本人は語学というハンディキャップを抱えながら事業を行ているから余計に普通の業務よりも負担が増える。
負担が増える分、担当業務により特定の従業員に負担圧力が増えているのではないだろうか?
人材が欲しいと願う会社ほど良い人材はやってこない。たとえ来たとしても従業員はすぐに見切りをつけ次の会社へと行く。
この人材不足のスパイラルを断ち切るためにもあなたの会社の人材を時間とお金を投資して育て上げる環境を作るべきである。
人材を育て会えることに成功できれば、問題がいざ起こったとしても対処できる
能力で解決していくだろう。
米軍ビジネス成功のカギは時間とお金を人材に投資していくことである。