from:まえもり
米軍ビジネスは車の運転と同じだ。
初めて車の運転を教習所でした時のことを覚えているだろうか?
学科で交通ルールや自動車の操作理論、運転方法など理論を学び、
実技では車の運転方法、実際の交通ルールに従った運転技術の習得
いろいろなことを学びながら車という未経験の機械の取り扱いを覚えたと思う。
教習所に通い始めたとき大学生だった僕は不安と期待で一杯だったことを覚えている。
緊張で方と腕には力が入り、クラッチをつないだり、アクセルやブレーキの踏み込みもぎこちなかった。
運転中は視界も全体を見れなくて左折や右折、縦列駐車の時はよく縁石にタイヤが乗り上げてしまった。
無事免許を取得し、20年以上の月日が流れた。
今では車を使わない日はない。
アクセルもブレーキも無意識に使い分け、視界も前方だけでなく、側面、後方を常に意識し交通状況に合わせて運転できるようになった。
駐車も縦列駐車も難なくできるし、バックでの車庫入れも問題なくできるようになった。
米軍ビジネスが車の運転と全く同じ理由
あなたが米軍ビジネスをこれから始める、もしくは参入して日が浅くても
ある程度のプロジェクトを経験したとしても車の運転と同じであることを意識してほしい。
あなたがビジネス参入前に抱えてた時の不安、参入した後の不安、今も時々覚えるプロジェクトの不安…。
実際に米軍ビジネスについてのルールやコミュニケーションのやり取り、申請の仕方に提出書類、米軍とのミーティング、プロジェクトの作業の進め方など、教習所で言えば、学科が全くない状態手探りでプロジェクトを進めているのではないだろうか?
残念だけれども、そのプロセス、教習所の学科を教えてくれる人はほとんどいないし、たとえ見つけたとしてもあなたのプロジェクトの合わせて適切にアドバイスできる暇がない。
でもその不安は数をこなせば消えていく。車を毎日走らせていれば、無意識にスムーズに運転ができている。知らないうちにどんどん運転技術が向上していくのだ。
米軍プロジェクトも数をこなせば不安はどんどん小さくなる。そしてうまくプロジェクトを進めることができるようになる。
どんなに上手く運転をしても事故は絶対に起きないと思うな。
教習所で共感が教えてくれたこの言葉を今も鮮明に覚えている。
事故はぜったに起きないものだと思うこと。
これが車を運転するものとして持つべき心構えだ。
今まで教習所で習ってきたことすべてを覚えていると言えばウソだが、
この言葉はいつも僕の頭なんかに叩き込まれている。
米軍ビジネスも時々、慣れから生まれる誤解や、ちょっとしたミスをおかしてしまう。
プロジェクトが入る前に決して問題は生まれない、不安などないと決して思ってはいけない。
必ず慢心が招くミスが発生する。
あなたはどんな不安を抱えているのか?
慢心する瞬間ってどんなときだろうか?