from:室温24度のオフィスより
それは、応札の数を増やすことだ。
僕がかつて務めていた会社では、仕様書や入札情報の理解、情報収集から、
積算、協力業者の手配などを担当していた。
以前はFBOと呼ばれる政府調達情報サイト(現在ではBeta.sam.org)で
入札情報をくまなく探した。
会社の主要業務でできそうな案件を探しては、社内の米軍専門チームと協議し
その案件が会社でできるのか、リスクは何か、協力してほしい会社はどこにいるのか?落札の可能性は?、ライバルはどこか?などいろいろなことを話し合って
応札するプロジェクトを決めていた。
そこで候補を復讐のプロジェクトから2件ほどに絞り、応札をした。
積算もOK,協力会社との協力も取り付け、自社が得意な分野で勝負することとなった。
で結果は、1か月ほどたち、入札結果が来た。
結果は
「○○に落札が決まり、残念ながら御社は落札できませんでした。」
と。
米軍ビジネス落札必勝の方程式
数多く入札情報を手に入れ可能な限り多く応札することだ.
もしあなたが、米軍ビジネスに参入したいのであれば、必ずライバルがいることを知るべきだ。そしてあなたのライバル会社は何社もいることを意識することだ。
あなたの会社が10件応札していれば、ライバルは20件応札しているかもしれない。
もしくはその逆で相手は少なく応札しているのかもしれない。
県内の大手米軍ビジネスを専門にする企業もかなりの数の入札に参加している。
だから様々なビジネスを手掛けることができるほど大きく会社は伸びた。
応札の数を増やすことがこのビジネスの必勝方程式だ。
そしてもう一つ忘れてはいけないルールは、あなたが応札した案件が
不発に終わった後にする検証作業だ。
相手はどのようにしてあなたの会社とは異なる金額で応札するのか?
あなたの積算はベストな積算だったのか?
その案件の情報で何が足りなかったのか?
落札できたかどうか一喜一憂する時間などない、
淡々と応札を繰り返す。
そうするといずれあなたの会社がビジネスチャンスを手に入れることができるはずだ。
あなたの会社は応札をどれくらいしていいるだろうか?
なぜあなたの会社は落札できなかっただろうか?
今一度検証することが必要なのかもしれない