from:MAEMORI
新都心のカフェより
僕の本家は石垣島にある。
日曜日急きょ私用で石垣島を訪れた時のこと。
那覇を飛び立った飛行機にはかなりの多くの観光客が座席を占めていた。
最近大学を卒業したであろう友人との最後の思い出つくりで石垣島を訪れる若者の姿が目立った。
緊急事態宣言も21日は首都圏で解除され、移動制限のうっぷんもたまっていたのだろう。
県出身者よりも本土の人々が石垣島を訪れている感じを受けた。
石垣島は日本一早い海開き
観光客はサンダルにハーフパンツのいで立ちで空港に降り立った。
僕は荷物を受け取ると、即座に空港を出た。
【う~寒い。】
南国の島の風は予想以上に強く、しかも肌寒い。気温は18度。
きっと先ほどのサンダルハーフパンツの観光客の期待を裏切る寒さである。
日本一早い海開きを楽しみにやってきた観光客にはかわいそうだが、寒さはどうしようもない。
石垣島のこの寒さを味わった僕もこの風の強さに驚いた。
そして強く肌に当たる風がちょうど1年前のことを思い出させた。
嘉手納の飛行場整備工事で、コンクリート舗装の平坦性試験を試験器具とノートを片手に、4m間隔で
縦目、横目で測定していた。試験基準6㎜以下でなければならない。平らな仕上がりでなければ引き渡しができない。
それをずっと吹き続ける風を体に受けてやっていたのを思い出した。
P.S:石垣島は8か月ぶりの訪問。そして8か月ぶりに八重山そばをたべた。久しぶりのそばは
あっさりとしてとてもおいしく感じた。おきなわそばもほとんど食べることのない僕にとってそばのうまさを楽しむいい機会になった。