今日は早朝から現場説明会に行っていたので、配信が遅れた。私は嘉手納基地で今度立ち上がる巨大プロジェクトの現場説明会に参加したのだ。
多分だが、50人近くの参加者が現場説明会に訪れていたと思う。その面々はある程度顔見知りの会社の担当者で、緊張感よりも雑談をしながらのんびりと現場説明会に挑んでいるような感じだった。しかし、その雑談の中には、結構ビジネスにつながるような話も含まれているのだ。
現場説明会がビジネスチャンスの宝庫である理由
現場説明会には、応札を予定するであろう元請け企業を始め、彼らの協力企業として業務依頼を受ける予定の会社が大勢やってくる。現場視察の際には、それぞれの得意分野の企業と元請けとの打ち合わせや顔合わせ、名刺交換があるのだ。この現場説明会を通じて、後ほど会社訪問をするきっかけを作ったり、ビジネスへとつなげるための話し合いが持たれるわけである。
もちろん協力企業は、ボンドと呼ばれる保証金を積んだりする必要もなく、元請け企業からの業務依頼に応じて見積もりを作成したり、技術的な相談に応じたりして、応札に必要な見積もりを提出し、落札日を待つ。協力企業も、米軍工事に手慣れた企業から参入したばかりの企業まで、幅広い経験値を持った会社がたくさん集まるのだ。
そのような協力企業同士のつながりを広げるきっかけも掴めるので、変なセミナーや異業種交流会よりも、深く突っ込んだ話ができる貴重な機会になる。
無料の交流会として現場説明会に参加するか?
アポなしの営業活動をするよりも、現場説明会に参加する方が仕事の依頼を受ける確率も増えるし、もっと深い仕事の話をすることもできる。場合によってはジョイントベンチャーを結ぶ機会にもなるだろう。
ぜひ米軍調達案件の現場説明会に積極的に参加してみてはどうだろうか。