from:MAEMORI
ここを訪れるあなたならきっと米軍ビジネスに参入を検討しているか、すでに参入を果たし現在プロジェクトを抱えてるのかもしれない。
もしあなたが今後の案件を獲得を狙うのであれば現地視察は必ず行くようにしよう。
米軍発注案件、米軍ビジネスでは、調達案件が調達サイトに正式に入札掲示されると案件の添付書類を確認すると現地視察の申込書がある。
そこには現地視察の日時が記載されており、担当者のメールアドレスと電話番号が記載されている。もし対象となる基地があるベースパスがない場合、事前にエスコート申請をするように記載がある。
そこにあなたの会社の担当者名と、もし協力企業が必要な場合協力企業の担当者を記載し提出する。
ある程度米軍調達案件も獲得しプロジェクトをいくつかやり慣れた企業であれば現地視察の大切さは理解しているかもしれない。
でも時々、現地視察があることを知らず、現地視察申し込みを忘れてしまったり、掛け持ちの案件が忙しくて現地視察を行かない企業がいくつかある。
現地視察に必ず行かなければならない理由
理由は3つある。
一つは、プロジェクトの全体像やイメージを仕様書と図面だけでは理解できないからだ。
現場の状況を確認することで、仕様書記載と現地の相違点がわかったり、あとで契約事務所に送る質問状にも疑問点を具体的に記載し、的確な答えをもらうためだ。
2つに、競合企業とその数、そしてそれぞれの競合企業の協力企業がどこなのかを把握するためだ。応札する場合、競合とその協力企業は決して表に出ない情報であり、あなたの会社の落札率や今後の類似案件であなたが応札検討する案件が出た場合の動向をある程度予想できる。文字の情報も大切だが、あなたが目にした情報こそ頼りになる情報はない。
3つめに、これは一番大事だ。現地視察に参加しなかった企業は乳策参加資格から外されるからだ。もちろん現地視察がない案件もたまにあるし、現地視察が入札参加資格ではない案件もある。でも、ほとんどの場合は入札参加資格条件として現地視察に参加が求められている。
現地視察が入札参加条件であることが最低条件である場合は必ず現地視察に行こう。でなければ、その案件獲得をあきらめることになる。
どんなに忙しくても現地視察日はスケジュールを開けて現地視察に行こう。
あなたの貴重な時間を割いて参加する価値がある。
貴重な情報を目で確かめよう。
P.S:現地視察の重要性はここのページでも詳しく解説している。どれだけ視覚的な情報があなたのビジネスの結果を左右するかをお話している。