from:MAEMORI
サクランボが見えるオフィスより
あなたは海外ドラマを見ることがあるだろうか?
そして何かはまっているドラマはあるだろうか?
僕は海外ドラマや映画をかなり見る海外ドラマファンである。NetflixやHulu,アマゾンプライムなどに会員登録するほど海外ドラマにかなりはまっている部類だ。
ジャンルはコメディや、サスペンス、刑事ドラマ、アクション等幅広いジャンルを見る。
最近はめっぽうある特定のドラマにはまってしまった。
それが「バビロンベルリン」というドラマで1920年代のモダン黄金期と呼ばれるドイツの首都ベルリンで繰り広げられるサスペンスドラマだ。
大都市ケルンからベルリンに赴任してきた刑事ラートは性犯罪の捜査目的にやってきた。
第一次世界大戦の後遺症に苦しみながら、捜査を始める。性犯罪の裏側には巨大な組織が暗躍し、政財界の大物を巻き込んだ一大スキャンダルにもなりかねない事態へと発展。政治的圧力や当時勃興した共産党勢力、そしてベルリンのマフィアそして共和国軍の秘密裏の軍事作戦・・・これらが同時に進むにつれ、刑事ラートはそれぞれの点が結ばれたとき、ある秘密を知ってしまう・・・
と1929年の大恐慌前の1920年代のベルリンを舞台にエキサイティングな物語が展開されていく。
本国ドイツでも多くのファンを獲得したこのドラマは、一番の魅力はそれぞれのキャラクター描写だ。
主人公は刑事でありながらも戦争の後遺症のPTSDに悩まされながら、薬物に安らぎを求める中毒者であり、正義を貫くにも刑事組織内での駆け引きに妥協してしまう、弱さを持ちながら自分の任務に忠実な人物である。
またラートを補佐するリッターは昼間は刑事課の補助要員であるが、貧しい家の家計を支えるために夜はクラブの地下で売春で日銭を稼いでいる。
他にもドイツ共産党組織はトロツキー主義のロシア人にコントロールされながら、ロシアロマノフ王朝の金塊輸送に利用されてしまったり、
ワイマール共和国軍の軍部は追放したウィルヘルム2世を呼び戻し再び王政復古を目指すべく、秘密裏にクーデターを企てていたりととにかくいろいろな陰謀や闇の組織が出たりと
とにかく人を飽きさせない演出になっている。
でそれがシーズン3まで放映されており、実はすでにシーズン3の最終話前まで見てしまった…
海外ドラマにはまる要素
先ほども述べてしまったが、人物描写の詳細が細かいほど、ストーリーが単純に一本で進まないこと。
そして共感できる内容であることだと僕は思う。
海外ドラマの魅力とは人物描写やストーリーの展開が映画とは異なりじっくり事細かに描かれていて、主人公に思わず共感してしまう。そして一つのストーリーに別の人物の物語が加わり、なぜそこで主要人物が
【こんなところで裏切るの?】って思わせる
驚きの演出などがこれまた次が見たくなってしまう要素満載なのだ。
さて今週の土曜日はどう過ごそうかと考えているのであれば
この「バビロンベルリン」をぜひ見てほしい。
P.S:バビロンベルリンはドイツ語なので英語を学びたいのであればちょっと不満かもしれない。でもストーリーは最高に面白いので一気に楽しめる。
P.S2:バビロンベルリンの魅力はストーリーをはじめ人物、当時の時代セットなどディティールがしっかりしているところである。成功すr海外ドラマの共通点をすべて満たした海外ドラマなのだ。米軍ビジネスも詳細がしっかりできていればいるほど成功する確率が上がる。そんなノウハウについて聞いてみたいのであればここでそのノウハウを聞くことができる。