from:前盛
答えはYesでNoだ。
建設業界をはじめ米軍基地内でビジネスを展開する企業にとって人材確保がかなり難しい今、多くの企業が日本人以外の外国人の労働者を積極的に受け入れている。
ここ沖縄でも米軍基地内で様々なバックグランドを持つ外国人を見る機会が増えた。
米軍基地に入るには身元調査を行い審査に通りID発行されてからではないと、入ることはできないのはあなたもご存知の通りだ。
「外国人の従業員を基地内の作業に充てたいのだが、米軍基地に入ることはできるのですか?」という質問を受けることがある。
米軍基地内は入場が認められる国籍と認められない国籍がある。以下に入場許可が下りない国籍をリストアップしたので参考にしてもらいたい。
米軍基地内に入れない国籍
アフガニスタン、アルジェリア、バーレーン、バングラデシュ、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、中国、キューバ、ジブチ、エジプト、ジョージア、香港、インド、インドネシア、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、カザフスタン、北朝鮮、クウェート、キルギスタン、レバノン、リビア、マカオ、マレーシア、ミャンマー、ナイジェリア、パキスタン、パレスチナ自治政府、カタール、ロシア、ルワンダ、サウジアラビア、シンガポール、ソマリア、南アフリカ、スーダン、シリア、台湾、タジキスタン、チュニジア、ウクライナ、アラブ首長国連邦、ウズベキスタン、ベネズエラ、イエメン
結構な数の国の外国人が入れないので要注意だ。
入場許可されていない国は、インターネット上でも公開されているので各入札情報のSolicitationに記載があるので合わせて参考にしていただければと思う。
とりわけアメリカは共産主義勢力と対抗しテロ攻撃を受けてきた歴史があるのでとりわけ上記の国は基地内に入場できない状況だ。スパイ活動を常に警戒する米国にとって、上記の国は信用ならないということなのだろう。
それらの国以外にも基地内に入れないことがある
それが韓国。在日韓国人も場合によっては入れない。
というのもバックグラウンドが旧北朝鮮から国籍変更した人々や、犯罪歴のある日本人や戸籍情報が確認できない場合も入場許可されていない。加えて基地内で過去に違反がありパス取り消し処分を受けたものも入ることができない。
必要な書類させそろえれば外国人でも入場できると思って、外国人の従業員のパス申請を行う前にこのリストを基に参考にしてほしい。