from: Maemori
昨日米軍ビジネス実践会のオンライン勉強会を開催して思ったこと。
米軍ビジネスに関する情報があまりにも少ない。
だから米軍ビジネスに参入するタイミングが取れない。
ビジネス上の決断を下す判断材料がなければ、ベストな選択をすることができない。
今回はどのようにして米軍ビジネスに関する情報を収集するか簡単な方法をいくつかご紹介したいと思う。
米軍ビジネスに関する情報を集める方法
その1:入札公告サイトにアクセスする
米軍ビジネスに関する一次情報としては入札公告にアクセスし、必要な情報収集するのに最適なサイトは米国入札公告サイトだ。
最新の入札情報が見れるばかりか、直近の様々な案件を落札した企業や落札金額を確認できるうえ、多くの入札にどの企業が応札したのかが見れる。非常に役に立つ情報の宝庫だ。
入札公告サイト:https://beta.sam.gov/
その2:在沖米国商工会議所
商工会議所は主に米軍基地内でビジネスを行っている企業の集まりで、毎月一回のペースで会合を開いている。会合では基地内の軍人やエンジニア、日本の企業を招へいし、講演会を行っている。もちろん交流会などもあるので、米軍ビジネスにかかわる人々の生きた知識を学ぶには良い機会をもたらしてくれるだろう。米国人や米軍ビジネス関係者と交流を持ち情報交換する場としては最適だが、その人脈から仕事を得るケースはまれであることを注意してほしい。
(個々の集まりは内輪だけの集まりになりつつあり、仕事がほしい企業があふれているが)
その3:SAME
SAMEとはSociety of American Military Engineersと呼ばれる民間の米軍技術交流組織で、米軍の技術者や民間の技術者が集まっている。
活動は米国だけはなく、海外に基地を有する地域でも定期的に交流イベントや講演会を開催している。
技術系の職種を専門とする企業(建築をはじめ、機械、IT,通信、生物分野などとにかく技術系のジャンルは多岐にわたる)が集うイベントなので、米軍ビジネス関係者の出入りが非常に多い。
会員登録が必要(年会費1000ドル)なので必要に応じて登録するとよい
その4: 米軍ビジネスに関するセミナーに参加する
米軍b時ネスについての基礎的な知識を学ぶにはセミナーや勉強会に参加するのも一つの手だ。交流会イベントでいろいろな人と交流するのが苦手な方であれば、セミナーや勉強会に参加してみるのもよいと思う。
実際に米軍ビジネスに関わってきた講師からの情報も米軍ビジネスの基礎を学ぶのに最適だ。無料のものから有料のものまであるが、参加することで普段、交流会や入札公告サイトでは手に入れることのできないビジネスの進め方について学べるだろう。
沖縄県産業貿易振興公社や各自治体が主催する勉強会やセミナー情報から情報収集し開催日を確認してみよう。
うわさ話だけの米軍ビジネス情報収集はバイアスのかかる情報で参考にならないことが多いが、今ここでお伝えしたイベントや情報サイトはあなたの会社のビジネス情報収集には役に立つだろう。
ぜひ一度行動して自らの足であなたの欲しい情報を見つけよう。