from:前盛
あなたは競合とする会社が何社あるか思い浮かべられるだろうか?
「あの会社には負けない技術がある」でも
「あの会社には入札では勝ちたい」でもいい。
あなたが意識する会社があるのはとてもいいことだ。
切磋琢磨するモチベーションにもなり、あなたの会社の成長を促す
ことにもなる。
米軍ビジネスに限らず、あなたの業界において競合は必ず存在する。
そんなライバルに勝つ必勝法がある
あなたの会社の競合が大きな味方になる瞬間
あなたは競合となる会社はライバルであると同時に大きな味方になってくれる存在にもなるということも知ってほしい。
つまりあなたのライバルと手を組み米軍ビジネスに挑むということだ。
あなたの会社に競合が多くいる業界であればなおさらである。
建築業界では、お互いの良いところを合わせ、足りない部分を補う形でJV
ジョイントベンチャーを組むことが多い。
資金力や労働力等強みを持ち寄って大きなプロジェクトに挑戦したりする。
さらにJVにはもう一つ大きなメリットがある。
それは
「あなたのあるライバル会社と手を組めば、少なくともライバルが減って入札で落札の確率が増える」ということ。
つまりあなたの狙っている米軍プロジェクトがあったとする。
落札業者は1社のみので、そのプロジェクトに入札する業者が5社あったという情報をつかんだ。勝つ確率は20パーセント
そのうちの一社と手を組みこのプロジェクトに入札しようとする。そうすると
勝つ確率は、あなたのライバルが一社減るので4社でそのプロジェクトを競えば25パーセントの確率で落札できる。
しかもJVとなれば、あなたの会社の強みとライバル会社の強みが相乗効果で
さらに強くなる。 資金力が増えれば入札単価もある程度抑えることもできるかもしれないので、入札単価が低くなれば落札されやすくなる。
あなたがプロジェクトを落札したいというのであれば、ライバルと手を組むのも
米軍ビジネスを勝ち取る戦術の一つだということを覚えてもらえればと思う。