from:マエモリ
米軍基地のプロジェクトをあなたのものにするには入札に参加することである。
米軍基地ビジネスに参入したいと考えている、検討していると答える会社はごまんといるが、実際に参入する会社は、検討している会社のうち1割も満たない。
それはなぜだろうか?
答えは「ビジネスチャンスをとる行動をやらないだけ」である。
理由はどうであれやらないだけ。
例え入札に参加してもそれがあなたの会社のものになる保証はない。
でも、簡単にあなたの会社が米軍プロジェクトを手に入れる方法はある。
規模の大小にこだわりを持たず、プロジェクトを手に入れる方法いくつかあるのでご紹介しよう
方法その1:特殊性が高い技術を持つ会社は強い
ライバルには負けない特殊性の高い業種に絞ることである。
もしあなたが電機関連の会社だとしよう。
過去の例だが、トリイステーションで非常用電源装置のバッテリーの交換の案件を獲得したとき、競合相手となったのはたった1社だった。
あともう一つ、50トンクラスのクレーン車のオーバーホール案件
これは競合になる会社がおらず、入札不調で案件がキャンセルのなってしまった。
ただし非常に特殊な案件であったため、入札ではなく米軍契約事務所より個別で
見積もり依頼をされた。【細かい金額は言わないがクレーン1台のオーバーホールで数千万円だった】
特殊な作業、非常にマイナーな業種で作業ができるのであれば、特殊なプロジェクトがあれば入札すれば落札される確率は高い。
方法その2 輸入材を使った設置作業
調達案件、とりわけ海外からの資材調達案件は、一多くの利益が見込める案件だ。なぜなら、輸入材を使った設置作業は普通の会社は嫌がるからだ。
というのも輸入材は国内の製品に比べて勝手が違う、だから普通の企業は嫌がる。
ある会社は空調システムの調達と設置で莫大な利益を設けているが、輸入材を伴った設置作業はほかにもある。
監視カメラシステム、先ほど述べた非常用電源装置用バッテリーの設置、消防システムの設置、セキュリティシステムなどだ。
調べればほかにも輸入材を使用した設置作業なども入札案件で出るのでいろいろと入札情報をリサーチしてみよう。
方法その3できるだけ多くのプロジェクトに応札する
入札することで落札のチャンスを上げるにはできるだけ多くの入札に参加する方法だ。
王道かもしれないが「数撃てば当たる」方法だ。多くの会社は1本の案件に注力を注ぎ、落札のチャンスを逃してしまうことが多い。
米軍ビジネスを中核にする企業が常に勝ち続けているのは、複数の入札案件に参加しできるだけ多くの案件に応札している。
日本国内に限らず外資系の企業が参入しはじめ競争が激化している中、ライバルよりも多くの入札に参加することで勝つ確率を上げなければあなたの会社にビジネスチャンスはやってこない。
ざっと3種類の方法を述べてみたが、入札に参加しなくても米軍ビジネスにサンユウできるチャンスはいくつかあるがそれは次回お話していきたいと思う。
もしこの3つの方法を同時に実践できればああなたの会社は米軍ビジネスを手に入れるチャンスがぐんと増えるはずだ。ぜひやってみてほしい。