from:Maemori
あなたが米軍プロジェクトを落札し、Kick Off Meeting(落札後最初に行われる会議)を終え 工事着工命令(Notice to proceed:NTP)を受領すれば、本格的に
プロジェクトとしての仕事がスタートする。
例えば、建築工事や機器の保守点検などの作業を伴うサービス契約では、プロジェクトごとにサブミッタルと呼ばれる書類提出が求められる。
必ず書類提出が求められるが、米軍ビジネス3大計画書(品質、安全、環境)の提出はほぼ必修だ。
加えてプロジェクトで使う資材のカタログや試験結果、認定証、プロジェクトに従事する作業員の免許や資格証 との核すごい数の書類提出が求められるのだ。
この書類提出である程度の書類の承認が受けられないと工事を始めてはいけないし、初めてはならない。
プロジェクトで問題が起きるのは当たり前
サブミッタルには承認申請しても受け入れられないと再度提出をする必要がある。承認が得られるまで何度も提出することだってある。
承認を得られない書類には必ず問題があるはずだ。それが何か?そしてどうすれば承認を得ることができるのかの答えを見つけなければならない。
その答えは必ず仕様書に書かれている。問題が見つかると必ずまず先にやることは仕様書の見直しをすること。
読めば読むほど答えがわかってくる。プロジェクトのすべては仕様書が支配する。
提出書類が承認されても問題は起きる
プロジェクトが作業檀家になっても何かしらあなたの作業には問題が生じだろう。
必ず問題が発生すればあなたの会社にはその問題を解決することを米軍は求めてくる。
米軍はあなたの会社の問題解決能力を求めてくる。
備えよう。そして問題解決能力に磨きをかけよう。
プロジェクトには必ず問題が発生する。その心構えが問題が発生しても備えがあれば困ることはないだろう。