from:MAEMORI
フェルマーの最終定理という言葉を聞いたことがあるだろうか?
8年前僕がまだ東京に住んでいるとき、このフェルマーの最終定理について
友人から聞いた話だ。
フランス人の裁判官だったフェルマーはある日数学に目覚め、残りの生涯を数学にささげた数学界の伝説の人物である。
フェルマーの最終定理とは、簡単に言えば数学式の証明に関する話であるが、酢数学の細かい話を除けば、算術という本を購入し、47の数式を証明するためにフェルマーは本の余白に数式の証明を省略し、解(答え)だけを書き記していたという。
通常数論(数学論)においては、仮説を立て、その仮説が正しいことを証明するためのプロセスが非常に重要らしい。そして数学界ではそのプロセスを検証し仮説で導き出された答えが正しいことを証明できなければその理論は、認められない。
しかしフェルマーは違った。彼は小目という一番重要なプロセスを省略し、答えのみを書き記して、どのようにしてその答えを導き出さずこの世を去った。
かれがなくなってからというものこのフェルマーが導き出した47の証明のうち、2つだけがどうしても答えを得られないまま歴史は進む。
数多くの世界中の数学者が残された2つの未解決の数式の証明に挑み誰も解決できない中、ある一人の数学者がフェルマーの死後330年たってついに証明することに成功した。
その数学者の名前は、アンドリューワイルズというイギリスの数学者だった。
数学史史上最大の謎だったフェルマーの定理は330年を得て決着し、フェルマーの最終定理と呼ばれる。
これがフェルマーの最終定理の話だ。
フェルマーの答えが正しいということを証明するのに330年
一つの答えが正しいことを証明するのに世界中の数学者が挑み330年を要したという話は僕らにとても大切な教訓を残してくれる。
米軍ビジネスを始めると、手続きの進め方や、書類の作成の仕方、利益を確保する方法とか、とにかくやらなければならないことがたくさんある。
そして契約担当官やプロジェクトの作業内容や天候、軍のオペレーションなど差ざまな要素が絡み、うまく行かないことだっていっぱい起こる。
米軍ビジネスが成功する法則、絶対法則というものをもし探しているのであれば、フェルマーの最終定理を思い出してほしい。
絶対法則というものを追い求めるのは時間を無駄に過ごしていることにもなるかもしれない、
ぼくは成功法則というものを探すのであればお勧めするのは
「自社で勝ちパターンというものを見つけること」が一番だということだ。
「勝ちパターンを見つける」ということは、
どのようにして案件を獲得したのか?
手続きがスムーズにいくためにどのようなアクションを取ったのか?
プロジェクトをスケジュールに実施できたのは、どのような段取りを取ったのか?
プロジェクトを予想した予算通りに実行し利益を確保できたのはなぜか?
あなた自身が自問することによって見つけられるものばかりだ。
もちろん「勝ちパターンを見つける」には多くのプロジェクトを獲得し、経験することで得られる誰にも盗まれないあなたの会社自身の貴重な資産だ。
時には失敗し時には成功して得られるあなた自身の成功法則なのだ。
もしそのような成功法則が見つからない、手元にない場合は成功パターン、
勝ちパターンを知る経験者や専門家からアドバイスをもらいそれをそのまま
米軍ビジネスに問い入れることが最短で成功できる方法だ。
あなた自身が今どの立ち位置で米軍ビジネスを見ているのか?
傍観者なのかそれとも当事者なのか?
それで見る米軍ビジネスはまるっきり異なる世界だ。
儲かるのか、儲からないのか?
今すぐあなた自身の勝ちパターンを分析し、勝つ勝負をしよう。