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カリフォルニア港で異常事態が発生

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現在アメリカで、荷物の配送が異常に遅れている。また、アメリカから日本にやってくる荷物の配送にも時間がかかる状況だ。なぜこんな事態になっているのだろうか?


コンテナ船44隻が立ち往生

今、カリフォルニア港が深刻な渋滞に陥っている。なんとコンテナ船が44隻も立ち往生しているからだ。なぜこれほど混んでいるのか、理由は3つ考えられる。

  1. コロナのパンデミック:アメリカでも現在続いている状況で、多くの制限が輸送手続きの停滞を招いている。
  2. 労働力不足:特に荷下ろし作業員とトラックドライバーの不足が影響している。
  3. 年末商戦の買い付けの急増:アメリカはこれからブラックフライデー、感謝祭、そしてクリスマスという消費が爆発的に増える季節に向かう。

コンテナ船だけでなく、コンテナヤードも満杯で、それぞれのコンテナを処理できず、置きっぱなしの状態が続いているのだ。


コンテナの輸送価格が3.5倍に!

例を挙げると、香港発アメリカ行きの40フィートコンテナの輸送価格は、現在通常の3.5倍の5,570ドルになっている。国際的に輸送コストが上昇すれば、当然日本も影響を受けるだろう。

通常、日本からアメリカ、または逆のルートでも輸送期間はおよそ30日だった。しかし現在では、アメリカから日本へのルートで75日から90日かかる。加えて、現在為替は急激な円安ドル高なので、輸送コストは現在の価格のおよそ1.2倍を見積もっておいた方がよさそうだ。


アメリカ発送資材調達に深刻な影響

米軍プロジェクトでは、何かしらの資材をアメリカから購入するケースがよく発生する。機械設備、消防機器、電気資材など、ありとあらゆるものがアメリカ製を使用せざるを得ない状況があるのだ。

この状況を考えると、早めの資材調達や、為替予約によるドル高リスク回避などをする必要があるかもしれない。コロナの影響による混乱は、今後しばらく続くことが予想される。

あなたの会社として、コロナショックの影響をできるだけ抑える方法を考える時期が来ていると言えるだろう。

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