from:前盛
日本の会計年度とアメリカの会計年度が違いで利益を生むのは
「支給された予算を来年度も確保するために、余った予算を使い切らないといけない」という日米共通の役所の考え方があるからだ。
日本でも会計年度は4月に始まり、来年の3月に終わり、年度末近くになると予算を使い切るために普段よりも公共工事が増えるのはそのためだ。
アメリカも同じで会計年度末になるといろいろな部署で予算を使い切ってしまうための小さなプロジェクトが基地内のあちこちで行われる。
アメリカの会計年度は、10月に始まり、来年の9月で終わる。
ちょうどいま執筆している9月が今年度FY21の最終月となる。
この時は米軍基地内のいたるところで
「お金」がいっぱい動いている。
賢く手堅く稼ぐとき
「予算消化」の時期、案件が多く上がる中、確実に稼いでいる業者はいっぱいいる。
数十万~数百万円の小さなプロジェクトではある案件が小さいといっても、粗利が高いものが多くひしめき合っている。
例えば、バーべーキューグリルの台の製作を以前私が勤めた会社が請け負ったことがある。
30万円くらいの案件ではあったが、材料費人件費合わせても、5万円くらいで、2日で完成した。
粗利は25万円 粗利率はおよそ85%である。
他にもこんな案件がある。非常用電源装置(UPS)の液漏れ防止用フェンス(米国製スピルフェンス)を調達して、20万円。粗利は10万円だ。
ほかにもある医療施設の部署が改修工事のため移動することを聞いた我々は引っ越し費用の見積もりを提出し、220万円の案件を獲得した。
引っ越し期間は3日の作業で、粗利がなんと100万円だ。
米軍ビジネスのうまみ
小さいと言っても粗利の高い仕事がごろごろとあるのが米軍ビジネスのうまみだ。
煩雑な書類作業もほとんどないし、しかもプロジェクトの期間が短い、そして粗利が高い。
あなたの会社はそんなチャンスをものにすることができるかもしれない。
小さなチャンスが大きなチャンスを生むこともある。
米軍ビジネスのチャンスを探すのであれば、今すぐ動いてほしい。
そしてあなたのビジネスをどんどん米軍基地関連に参加してほしい。
そうすればあなたの会社もどんどんチャンスをつかめるだろう。
さあ今すぐ米軍にあなたの会社を売ろう‼