今日、私はこの記事を読んで衝撃が走った。
まずはこちらをご覧いただきたい。
アフガン人難民が在日米軍が受け入れか?
https://www.wsj.com/articles/pentagon-tells-airlines-to-help-fly-afghan-evacuees-from-foreign-bases-11629632843?mod=hp_lead_pos7
バイデン政権の国防長官であるオースティンが発表した内容によると、1週間前に電撃戦でアフガンの主要地域をほぼ制圧したタリバンからの恐怖政治から逃れようとするアフガン難民があまりにも多く、収容施設が見つからないまま、急遽、米軍基地、とりわけ海外拠点の米軍基地に一時収容する案が出ているとのことだ。
現在アフガニスタンは急激な情勢変化とともに混乱状態だが、一番の混乱は米国、しかも米軍なのだ。指揮系統が統一しないまま、手探りで現状を解決しようともがいているが、具体的に何をすればよいのかがわからない状態である。このままではしばらく、アフガン情勢よりも、米軍の混乱は続くだろう。
リーダーシップは困難な状況の時ほど求められる
アフガニスタン情勢の先行きが見えない米国政府の混乱は、我々にとても良い教訓を与えてくれる。それは「困難な状況の時こそリーダーシップがとても大事」ということだ。
プロジェクトがストップしてしまった時、問題解決に時間を要する困難な壁に突き当たった時、どう解決策を導き出すか、踏ん張るか、問題を放置して諦めるか。これはリーダーが決断しなければならない。
リーダーとは問題を解決するために何ができるのかを考え、それを周りのメンバーに自分の意思を理解してもらい、リーダーの決断に従い行動するよう促すことが求められる。決断しない決断、決断する決断、リーダーには選択肢が2つある。ただし、それらの決断が未来を切り開く決断であるかを見据えて決断しなければならない。
しかしリーダーは一人じゃない
リーダーとは単に組織、プロジェクトの頂点にいる人物だけではない。一人ひとりがリーダーであり、瞬間瞬間に無意識に決断を行っている。「今日はこの仕事を終わらせよう」という決断、「今はトイレに行こう」という決断、「今日は沖縄そばを食べよう」という決断。些細なことをするにも何かをするという決断があるから行動があるのだ。行動には決断が伴う。だから一人ひとりがリーダーなのだ。
あなたの周りの人々もリーダーであり、その上で決断を下すリーダーのもとに集まる「リーダーの集まり」が会社組織であり、プロジェクトなのだ。
決断をすることがリーダー最大の仕事
どんな批判があろうとも、失敗がこの先待ち受けていようと、リーダーに求められるのは決断をすることだ。
リーダーの一番の仕事は決断をすることである。あなたもリーダーシップを持って決断を下し、前に進んでほしい。そうすれば、今の問題や困難な状況は必ず解決するからだ。
追伸:それにしてもアフガン難民がここ沖縄のフェンスを隔てたところにやってくるのは不安かもしれないが、それはそれで、もしかしたらビジネスチャンスにつながるかもしれない。