もやしは好きだろうか?ここ沖縄ではもやしはなくてはならない野菜だ。ここ最近、野菜が高騰しているなかで家計を助ける貴重な野菜である。おそらく、他の県に比べてもやしをたくさん食べているのではないだろうか(笑)。チャンプルーにお浸し、サラダ…どんな料理にも合う万能野菜だ。
私は東京に住んでいたとき、あまりもやしを買うことはなかった。理由は臭いことだ。
ところで、もやしを買うとき、どこでもやしを買うだろうか?私の場合、八百屋さんで買う。一袋100円で買うことができる。しかしスーパーマーケットでは1袋50円もしない。それでも私はもやしをスーパーマーケットで買うことはほとんどない。というのも、スーパーマーケットの袋入りもやしには【臭い】があるからだ。
スーパーマーケットもきっと新鮮なもやしを仕入れては毎日販売していると思う。同じく八百屋さんも毎日競りで仕入れたもやしを店頭に並べて販売している。おそらくもやしはここ沖縄で採れたもやしを袋に詰めているはずだ。
スーパーマーケットで買うもやしは【臭い】し、歯ごたえも弱い。でも八百屋さんで買うもやしは臭いもないし、歯ごたえもシャキシャキした食感がある。なぜだろうか?
もやしの特性を知っているか?
ここがポイントだ。
もやしは、安く年中簡単に採れる野菜だが、非常に繊細な野菜なのだ。というのも、光に弱く、水分を嫌がり、何かとぶつかると傷がつきそこから傷んでいく。だから店頭に並ぶもやしは、袋に詰めて売る直前まで黒いプラスチックバッグに詰めてある。他の野菜にぶつからないようにして冷暗所に置いてある。一番傷みやすいヒゲと頭を取り除いて、もやしを袋詰めにしているのだ。沖縄の八百屋さんでは、もやしのひげと頭がないのをよく目にしないだろうか?チャンプルーの中でもきっとないと思う。
もやしの特性をよく知っているからこそ、八百屋さんのもやしは格段に美味しいのだ。
米軍ビジネスももやしと同じ
もやしに特性があるように、米軍ビジネスにも特性がある。米軍ビジネスと日本のビジネスの進め方には違いがあるのだ。その特性を知っている企業は、とにかく作業の進め方がとてもうまい。だから自社の得意分野で実力を発揮できるのだ。特性を知ることで自社の強みを活かすも殺すこともできる。
あなたの会社は米軍ビジネスの特性をどう活かせるだろうか?一度時間を取って考えてみると、見えてくるものがあるだろう。あなたの会社の強みを知る会社は本当に少ないし、それに気づかないのはもったいないことだと思う。
今日のもやしの話を聞いてどう思ったか、ぜひ一度ご感想をいただけると嬉しい。