先週の土曜日、友人を自宅に招きすき焼きパーティーをした。というのも、石垣牛の薄切り肉を手に入れたので、せっかくだからみんなで楽しもうということになったのだ。せっかくのブランド牛を手に入れたのだから、ちゃんとしたおいしいすき焼きを作ろうということになった。
白菜に春菊、長ネギにシイタケ、エノキ、白滝に豆腐…いろいろな食材も揃え、卵もたっぷりと用意した。そして用意しなければならないのが…割り下である。
すき焼きは割り下がすべて
すき焼きの命は、なんといっても割り下だ。割り下とは、すき焼きの味を決める、いわゆるタレのことである。醤油、みりん、酒、ザラメなどを用いて作るのだ。私はザラメの代わりに黒糖を用いて作るのだが、この配合をしっかりと作らなければおいしいすき焼きを作ることはできない。
そしてすき焼きには牛脂がとても大切だが、牛脂もたっぷり使いすぎてはいけない。せっかく手に入れた石垣牛も、この【割り下】ですべての味が決まってしまう。すき焼きをおいしいかを決める割り下はとても大切なものだ。
米軍プロジェクトも割り下で成功が決まる
すき焼きのおいしさを決める割り下があるように、米軍プロジェクトの成功を決める要素がある。それが、「プロジェクトの管理能力」だ。
建設プロジェクトでいえば、施工管理能力やスケジュール管理能力である。英語力や手続きよりも、この管理能力が非常に大切だ。
- どのように作業工程を進めるか。
- スケジュール通りにプロジェクトを進められるか。
これが成功を決めるのだ。米軍プロジェクトの成功はすべて、この管理能力に求められる。
追伸:すき焼きは、購入した石垣牛が一瞬でお皿から消え、追加肉はオージービーフとなった(笑)。