from:Maemori
さび落としに有効な方法って何かご存知だろうか?
サンドブラスト? ディスクグラインダーで削る?
もっと簡単に、あなたのお家の身近なもので、安く錆を落とす方法がある。
実は、塩と、お酢、そして水 たった3つの素材できれいに根こそぎ錆を落とすことができる。
水1リットルに対し塩を10グラム、お酢を300㏄ほどの溶液を作り、さびた金属をそれに2日ほど漬ける。
2日ほどたったら、さびた金属を溶液から取り出し、軽くブラシでこすれば錆が取れる。
塩と水、お酢を使ったこの方法はヨーロッパではかなり有名なさび落としの方法だ。
アメリカ人の間でも良く知られている方法らしい。
僕はこの方法を最近まで知らなかった。
米軍プロジェクトは【知らないと大やけど】する
建築の米軍プロジェクトがひとまず始まれば、引渡しが終わるまで長い月日をかけてあなたはプロジェクトを米軍の要求事項に従って達成しなければならない。
引き渡しが終われば1年の引き渡し物の保証が求められ、プロジェクトによって造作物の府外、不良個所があれば、要請があった時補修、修理、交換することが求められる。
米軍工事プロジェクトで実際に作業プロセスが進むと米軍から作業方法や、資材にクレームが入ったりすると
「そんなこと聞いていなかった」
「こんなやり方で作業するなんて知らなかった」
という不満を述べる会社がかなり多い。
でもよくよく仕様書を読み返せば、確かに作業プロセスの進め方や、実施しなければいけない試験、資材の使用内容に細かい記述がある。
入札の時点で把握できる情報は我々日本人にとって英語を日本語に訳してそれを読み込む時間には限りがある。ゆっくり読めば、知っておかなければならない情報はたくさんあるのにそれを読み飛ばしてしまう。
若しくは、それらの情報を重要視しないなど。
でも米軍契約課は「あなたは仕様書を読み、理解し、プロとして仕事を受けた前提で仕事しているはずだ」と考えあなたにプロジェクトを与えている。
今更言い訳などできないのだ。
米軍プロジェクトは規模が大きいほど、金額が大きく動くほど失敗したときの
損失は甚大なインパクトだ。
スイッチの入ったアイロンは熱い、熱いアイロンに触れるとやけどする。
仮に熱したアイロンに触れるとやけどをすることを知らなければ、あなたは大やけどをするだろう。
知らないと大やけどするのだ。米軍プロジェクトも同じだ。
知らないと大やけどをする。
あなたが進めているプロジェクト、もう一度仕様書を読み見込んでみよう。
P.S:最近さび落としにはまっていて、錆がある工具を探してはさび落としが楽しくて仕方がない